こんにちはダンボです。
私はこのブログでみなさんに投資をオススメしていますが、それはお金が増えること以上にお金に対しての感度が上がることに魅力があると感じているからです。
とはいえ投資は資産形成を補助するものであり、資産形成の基本は貯金です。
私自身まともな投資をすることなく20代の間に資産1,000万円を作れました。
周りより浪費癖が少なく質素倹約を貫いていた賜物です。
今回はそんな私がお金を使う時に注意することについて紹介します。
物欲盛んでついつい色んなモノを買ってしまう方は参考にしてください。
お金の価値感が狂っていないか
普段節約している方でも、高額商品を購入する際に ついつい財布のヒモが緩む こういった経験をされたことはないでしょうか。
例えば以下のように近接するスーパーで卵が以下のように販売されていた場合
多くの方はBで購入されるのではないでしょうか。
これは卵の相場が大体200円くらいとわかっている為「相場以上で買うと損する」「相場以下で買いたい」という心理からきます。
スーパーAとスーパーBの差は200円。
しかし例えば400万円の車を購入する際に「2万円のオプション」を勧められたとします。
オプションの内容にもよりますが、つけることによって「便利になる」「カッコよくなる」などメリットがある為、多くの方は「400万円も402万円も変わらない」と考えオプションをつけるのではないでしょうか。
差は2万円もあるのに購入金額に対して小さな金額と認識してしまう。
例えばこのオプションが純正フロアマットであり、純正でないモノが3,000円で販売されている場合「1万7,000円」の節約ができるチャンスがあるということになります。
純正フロアマットを否定する論旨ではありませんが、1万7,000円というと上記の卵200円節約の85回分に相当します。
こういったことを考えることでお金の価値観は正常に保てます。
値段が購入理由になっていないか
人間の脳は、無料や大幅値下げに弱い作りになっています。
例えばネットショッピングで欲しいモノを購入する際に
といったケースであれば多くの方がもう一つ購入するのではないでしょうか。
もう一つ例を挙げます。
買い物にいった際に
になっており欲しくなってついでに購入。
二つの例の共通点は、必要のないモノを値段が理由で購入していることです。
両方よくある…
人間の脳って怖いね…
無料や値下げすることで脳を興奮させているので、このあたりは以下の点に注意すれば冷静になれます。
欲しい理由に見栄や承認欲求が含まれていないか
人間自分一人で生きている訳ではないので、どうしても他人の目を気にしてしまいます。
モノが欲しい理由の中には見栄や承認欲求が含まれていることがたくさんあります。
例えばこれらのモノは人の目を気にしているモノです。
見た目の良い服やブランド品、高級車はあくまでも「人から良く見られたい」という欲求から購入意欲に繋がります。
服は最低限所持する必要はありますが、自身のことだけを考えていたら着やすくて丈夫であれば良い訳です。
もちろん人に不快感を与えるような装いはどうかとは思いますが、それ以上のモノである必要はありません。
また、料理に関しては自分が「美味しい」「幸せ」と感じるモノであれば価値はありますが、インスタ映えするからとその料理を注文するのはやはり人の目を気にしていることになります。
俺、知らない間にめっちゃ人の目気にしてる…
割と無意識でこういったモノを買っている人は多いはず。
人の目を気にしないポイントは以下の通りです。
生活満足度は上がるか
モノ自体に価値はなく、使って初めて価値を感じることができます。
「買ったモノが自分の生活満足度を上げてくれるか」という要素は買う理由の根幹になってきます。
人の目を気にしたモノ
上述した通り、私の場合服は必要なモノであって欲しいモノではありません。
人を不快にさせないよう、ある程度清潔感があればそれでよいという考え方です。
ブランド品や高級車なども同様に人の目を気にしない為購入意欲は湧きません。
服やブランド品、高級車を否定する論旨ではありませんが、こんなモノばかり買っていてはいつまでもお金は貯まりません。
本意ではない交流の場
付き合いだけの飲み会も、行きたい訳ではないので全然満足度は上がりません。
職場の忘年会や上司からの誘いなどがこれにあたる方は多いと思いますが、お金だけでなく自分の時間も奪われることになるのでこういったものに私は参加しません。
飲みたい人と飲むのが一番‼
価値のボヤけているモノ
私にとって見栄えだけの料理に価値は感じません。
私自身、写真を撮る訳でもSNSに投稿する訳でもありません。
そもそも料理は味を楽しむモノであって見た目を重視する必要は全くない訳です。
自分の口を満足させてくれればよいのじゃ。
時間を産み出してくれるモノ
「掃除機をかける時間」や「洗濯物をハンガーにかけて干す作業」がなくなり、自分の時間に余力が生まれます。
しかも一度買ってしまえば半永久的にその作業にかかる時間分を得られる訳です。
私自身はサラリーマンを本業としながら、「ブログ運営」「執筆作業」「ブログや金融知識について勉強」「投資」といったことをしている為、時間が足りません。
私と同じように、またそれ以上に多くの方が忙しい毎日を送っていることでしょう。
こういったことにお金を使えるようになると日々の生活満足度は上がります。
価格は高くても後々その分以上の効果を取り返せます。
自分の身になるモノ
完全に自己投資なるモノですね。
自己投資というと硬い響きに聞こえてきますが、私自身は本が好きで通勤電車の中でよく読みます。
本の魅力は著者の経験を基とした知識がたったの1,000~2,000円程度で手に入る点です。
それも「自分で経験したらいったい何年かかるのだろう」といった知識が一冊にまとめてあります。
世の中「知っていれば得すること」や「知らないだけで損すること」がたくさんあります。
知識は武器にも防具にもなります。
ちなみに「お金のこと」について学べる書籍はこちらがオススメです↓↓
「年金」「税金」「投資」など中々踏み込めない領域も図解を用いて解りやすく解説してくれている為、誰にでもオススメできます。
心地が良くなるモノ
最近引っ越しにあたってベッドを購入しました。
元々は「ベッドなんてなんでもよい」と思っていましたが、人間人生の1/3はベッドで過ごす訳なのでもう少し身体のケアをしようと思い決断しました。
色々寝心地を試しながら選んだので大満足です。
ちなみに私が購入したマットレスは「サータ」の「アニバーサリー36DX」というモデルです。
硬めのマットレスで寝返りが打ちやすく、腰痛持ちの方はオススメですよ~
また私にとっての交際費は、仲の良い友人と食事に行ったりスノーボードに行ったりすることです。
私の生活に彩を与えてくれる大切な行事です。
好きな人と楽しい時間を共有でき、思い出にも残りますのでココこそがお金を掛けるポイントだと思っています。
何にも及ばないかけがえのない時間です。
買わなかった場合どうなるか
私は購入する前に「このお金を投資に回せば将来いくらになるか?」ということをよく考えます。
例えば欲しいモノが「1万円」で、それを買わないで「全米株式インデックスファンド」に投資した場合。
仮に20年の運用期間を設けた場合、投資した「1万円」は
「38,697円」と約3.87倍になります。
買ってしまった場合-1万円となるので、投資に回した場合とその差は48,697円となります。欲しいモノがあれば増やしてから買えばお金はなくなりません。
上記は極端な例ですが、使う順番を変えるだけでこの差が生まれます。
全米株式インデックスファンドの詳細はこちらを参考にしてください↓↓
簡単な投資の始め方はこちらを参考にしてください↓↓
買わない選択をした場合、お金が手元に残り
といった別の選択肢が増えます。
選択肢を買っていると考えれば満足度も上がります↑↑
まとめ
人間の脳は結構いい加減です。自分で選んでいるつもりでも実は買わされていることも多々あります。
同じ1万円でも2万円のモノが3万円になるのと、200万円のモノが201万円になるのでは後者の方が1万円の価値が低いように思えます。これは感応度逓減性の罠にハマっているため、操られないように「1万円は1万円」とその金額でできることを考えるのが重要です。
無料や値引きを見て購入意欲が湧くことにも注意が必要です。本当に欲しいモノは値段に関わらず欲しいものです。値段が欲しい理由になっている場合は「価格に踊らされている」と考えましょう。
見た目の良いモノや周りが欲しがっているモノは心惹かれるものがありますよね。しかし本当に欲しいモノは「世の中に自分一人であった場合」でも欲しいものです。
本当に価値のあるモノは生活満足度を上げてくれるモノです。買ったモノではなく「買ったモノを使って何をしたいのか」にフォーカスすることで本当に価値のあるモノに出会えます。
仮に買わなかった場合、お金が残ります。そのお金は自分のモノなので投資しようが他のモノを買おうが自由に使えます。買わない選択肢=「選択肢を購入している」ということです。
人間生きている以上、必ずモノやサービスを買います。
無意識のうちに大して欲しくないモノを買ってしまう時もありますが、本当に欲しいモノは何をどう考えても欲しいのです。そういったモノに出会う為にも一つ一つの購入に対して向き合う必要があり、本当に欲しいモノに囲まれる人生こそが豊かな人生ではないでしょうか。
本記事を読んでいただきお金の価値観を見直してみようと思われた方にはこちらの書籍がオススメです↓↓
私も非常に参考にさせていただいているバイブルの1つです。
また、お金を貯めたい方はこちらを参考にしてください↓↓