株式と逆相関⁉超長期米国債ETF「EDV」「TLT」とは

超長期国債ETF「EDV」「TLT」米国ETF
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この記事は株式暴落時の対策を考えている方へ向けて書いています。

株式暴落時は一時的に数十%値下がりし自身の資産がどんどん目減りする為、精神衛生上よくありません。多くの方が値下がりに耐えられず投げ売りをして損が確定してしまいます。しかし、株式と逆相関な値動きをする超長期国債ETFを保有することでそのリスクは著しく低下します。

今回の記事ではそんな株式と逆相関な値動きを見せる「EDV」「TLT」について解説致します。最後まで読んでいただいた方は「EDV」「TLT」を使った暴落を乗り切る術を理解できていることでしょう。

「EDV」や「TLT」に低コストで投資できる優良証券口座は下記の記事で紹介しています↓↓

超長期米国債ETF「TLT」「EDV」の概要

「EDV」「TLT」はどちらも残存年数が20年以上の超長期米国債を対象とした「米国ETF」です。

特徴としては以下が挙げられます。

  • 債券ファンドにしては値動きが激しめ
    ※金利上昇局面に対して脆弱
  • 債券ファンドなので利子が分配される
  • 株式と逆相関な値動き
EDVTLT
運用会社バンガードブラックロック
設定日2007年12月10日2002年7月26日
経費率0.06%0.15%
運用総額約 13億$
(約 0.15兆円)
約 165億$
(約 1.9兆円)
投資対象米国ストリップス債
(20~30年)
米国債
(20年超)
ベンチマークBloomberg Capital Treasury
Strips Bonds 20-30 Year
Equal Per Bond Index
IDC US Treasury 20+
Year Index
分配月4.7.10.12月
(年4回)
毎月
年間分配金2021年 2.74$
(利回り 1.95%)
2021年 2.38$
(利回り 1.6%)
トータルリターン・直近1年 -14.37%
・直近3年  +1.17%
・直近5年 +2.41%
・直近1年 -11.45%
・直近3年 +0.89%
・直近5年 +1.87%
2022年4月時のデータ

「TLT」は超長期の米国債で、「EDV」は米国ストリップス債で構成されています。

ストリップス債(割引債)とは?

通常債券は残存期間がある期間は定期的に元本に対する利子が支払われます。

ストリップス債は「元本部分」と「利子部分」を切り離して割引価格で販売され、それぞれが満期になる度に額面価格が戻ってくる仕組みです。

利子が元本に組み込まれる為、福利効果を得やすい特徴があります。

利付債の仕組み
ストリップス債の仕組み

債券ファンドにしては値動きが激しく金利に左右される

残存年数の長い債券は「金利変動リスク」を受けやすくなり「デフォルトリスク」が高まり値動きは激しめです。

「金利変動リスク」とは?

  • 金利が上がれば債券価格は下落
  • 金利が下がれば債券価格は上昇

金利が上がれば銀行に預けるだけで利子がたくさん貰えるため、わざわざリスク資産を持つ必要がなくなり需要がなくなるからです。逆に金利が下がればリスク資産に投資妙味が出る為、買いが入り価格は上昇します。

「デフォルトリスク」とは?

  • デフォルト=債務不履行

平たく言えば貸し倒れのことです。

社債であれば企業が倒産、国債であれば国が破綻することをデフォルトとも言われています。とはいえ、基本的に借金なのでチャラにはなりませんので借りた側は時間をかけてでも返済する義務があります。

それぞれのリスクについてはこちらも参考にしてください。

下記は米国債券ファンドとして人気の高い「AGG」との比較チャートになります。

出典:Yahoo!ファイナンス

御覧の通り、超長期国債ファンドは債券ファンドとしてはかなり値動きが激しめです。

「AGG」についてはこちらを参考にしてください↓↓

「TLT」は残存期間が20年超の米国債で、「EDV」は残存期間が20~30年の米国ストリップス債(割引債)でそれぞれ構成されています。残存期間が長く利子が元本に組み込まれている「EDV」のほうが「TLT」に比べて若干値動きは激しめです。

ダンボくん
ダンボくん

残存期間が長ければそれだけリスクも上がります。

「EDV」は年4回、「TLT」は毎月利子が分配される

債券(借金)なので定期的に利子が受け取れます。

  • EDV
    • 年4回分配
    • 2021年分配金 2.74$
    • 分配利回り 1.95%
  • TLT
    • 毎月分配
    • 2021年分配金 2.38$
    • 分配利回り 1.6%

投資対象が超長期のストリップス債である「EDV」のほうが僅かに分配金が多い傾向です。

小まめに分配金を受け取れるのは「TLT」です。

株式と逆相関な値動き

下記は米国株式の代表的な指数「S&P500」との比較です。

出典:Yahoo!ファイナンス

御覧の通り、見事なまでの逆相関です。特にコロナショック時に大きく反発しました↑↑

その後、株式相場が上昇相場を迎えると

サヨナラ

と言わんばかりに美しい下降路線をたどっていきました。

「EDV」「TLT」の魅力と有効活用方法

「TLT」「EDV」の魅力
  • 低コストで運用可能
  • デフォルトリスクが少ない
  • 保有中は利子が手に入る
  • 株式暴落時に大きく値上がりする

運用会社は世界屈指の「バンガード」と「ブラックロック」の為、「EDV」にせよ「TLT」にせよ低コストで運用できます。資産運用会社は規模の世界で、預かっている金額が大きいほどコストを下げられます。

  • EDV=経費率0.06%
  • TLT=経費率0.15%
ダンボくん
ダンボくん

EDVは最近「0.07%⇒0.06%」と更に経費率下げてきました。

バンガード社様様です。

超長期である為「AGG」に比べるとデフォルトリスクは高めですが、それでも信頼の高いアメリカの国債の為、安全性はかなり高いと言えます。保有中は定期的に利子が受け取れ、暴落が来た場合爆上げする為「運用しながら暴落対策ができる」といったところに魅力があります。

超長期米国債ETFの有効活用方法

  • 株式相場が好調な時に仕込み
  • 暴落相場で売却
  • 売却益で安値になった株を購入

こういった「逆張り投資」ができれば大きく資産形成が加速します。

※逆張りとは値段が上がっているモノではなく、下がっているモノに投資することを言います。

ダンボくん
ダンボくん

実際はそんなに奇麗に上値と底値がわかる方はいませんが…

暴落について学びたい方は下記の書籍をオススメします↓↓

どちらも株式投資に役立つ知識を集約してある名著です。

「EDV」「TLT」の注意点

  • 金利変動リスクは高め
  • 株式相場が好調なら下落
  • 為替リスクがある

上述した通り、超長期であるが故に金利変動によって価格が乱高下します。もちろん金利が上がればファンドの価格は下落します。そして株式相場が好調であればあるほど値段は下がっていくため、株式相場が不調の時低金利時に仕込むと損する可能性が高まります。

ダンボくん
ダンボくん

2022年が始まって以降大幅な金利上昇が予想されるため「EDV」も「TLT」も下落基調です。

また、「EDV」や「TLT」は米国ドル建ての商品の為、為替変動リスクもあります。

為替リスクとは?

通貨の価値が変わるリスクのことで、ドル建て商品の場合

円高】1ドル110円が90円へ⇒資産価値下落

円安】1ドル90円が110円へ⇒資産価値上昇

といったこともある為、価格が変動しなくても円高に振れた場合損します。

  • 1ドル110円の時に100万円分(9,090.9$)購入
  • 1ドル90円の時に全て売却

9,090.9$×90円=81万8,181円と約18万円の損益に…

こんなことが起こる為、こういったリスクがあることは頭に入れておきましょう。

「EDV」「TLT」は攻撃的な暴落対策として役立つ

  • 暴落時に攻撃的な対策がしたい
  • 現金ポジションでは物足りない

こういった方が必要になってくるファンドになります。

どちらが良い悪いかではなく、その人の心持次第で必要性が変わります。

「AGG」「BND」といったローリスクの債券ファンドは保有することで株式暴落時に資産全体の値下がりをマイルドにするという役割なら、「EDV」「TLT」は株式暴落時に値上がりする攻撃的な資産です。

株式が堅調なときは値下がりしますが「暴落相場こそ株の買い時」といったメンタルの強い方は資産の一部に「EDV」「TLT」の組み込みを検討してみても面白いのではないでしょうか。

ダンボくん
ダンボくん

カウンターパンチ狙いなら「EDV」や「TLT」は役に立ってくれるでしょう。

また、暴落対策を考えているなら「金」も有力な投資対象になります↓↓

この記事がみなさんの”投資への一歩を踏み出すきっかけ”や”投資への考え方の参考”になれば嬉しく思います。

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