つみたてNISAで買うべきおすすめ投資信託とその理由

つみたてNISAでおすすめする投資信託インデックス
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この記事は長期での資産形成を前提として、つみたてNISAで何を買うべきか悩んでいる方に向けて書いています。

前提条件
  • 運用期間を15年以上で考えていること
  • 積立をやめないこと
  • 途中で売らないこと

紹介する商品は「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」にて購入可能なファンド(投資信託)です。

ダンボくん
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今回紹介する商品は全て株式投資信託ですので、短期で結果を出すのは極めて難しく長期投資が前提となります。(理由は後述します)

つみたてNISAで買うべき投資信託

e MAXIS Slim かSBI.Vシリーズがおすすめ
この記事の結論
楽天証券、マネックス証券で買うべき投資信託
  • eMAXIS Slim 全世界株式
  • eMAXIS Slim 先進国株式
  • eMAXIS Slim 米国株式S&P500
ダンボくん
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eMAXIS Slimシリーズは多くの証券会社で買える手数料の安い優良商品です。

SBI証券で買うべき投資信託
  • SBI・V 全世界株式インデックス
  • SBI・V 全米株式インデックス
  • SBI・V S&P500インデックス
ダンボくん
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SBI・VシリーズはSBI証券会社でのみ買える手数料業界最安クラスの優良商品です。

楽天証券、マネックス証券ではeMAXIS Slimシリーズがおすすめ

ファンド名信託報酬概要
eMAXIS Slim 全世界株式
(オールカントリー)
0.1144%全世界の株式に投資するファンド
投資対象は世界の中・大型企業の約2,800銘柄
eMAXIS Slim 先進国株式
インデックス
0.1023%日本を除いた先進国株式に投資するファンド
投資対象は先進国23カ国の中・大型企業の約1,300銘柄
eMAXIS Slim米国株式
(S&P500)
0.0968%米国の優良企業に投資するファンド
投資対象は米国の中・大型企業の約500銘柄

※こちらはSBI証券でも購入可能な商品です。

ダンボくん
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eMAXIS Slimシリーズは「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」と宣伝してるだけあって、その低コストぶりが光ります。

SBI証券ではSBI・Vシリーズがおすすめ

ファンド名信託報酬概要
SBI.V 全世界株式
インデックスファンド
0.1338%全世界の株式に投資するファンド
投資対象は世界の小~大型企業の約9,000銘柄
SBI.V 全米株式
インデックスファンド
0.0938%米国に上場する株式全体に投資するファンド
投資対象は小型株を含む約3,800銘柄
SBI.V.S&P500
インデックスファンド
0.0938%米国の優良企業に投資するファンド
投資対象は米国の中・大型企業の約500銘柄

※SBI・V S&P500以外はSBI証券でのみ購入可能な商品です。

ダンボくん
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eMAXIS Slim全世界株式SBI・V全世界株式の違いは小型株を含んでいるかどうかの違いです。

S&P500のファンドについてはeMAXIS SlimもSBI・Vもどちらも投資対象は同じです。

ではここからこれらの商品に投資するべき理由について解説していきます。

(理由1)インデックスファンドで低コスト運用が可能

いずれもインデックスファンドで低コストでの運用が可能

投資信託には様々な手数料がかかりますが、大きな手数料として

  • 購入手数料
  • 信託報酬

が挙げられます。

購入手数料

商品購入時に販売会社へ支払う手数料のことです。

つみたてNISAで購入できる商品は基本的に無料(ノーロード)です。

信託報酬

商品運用時にかかる手数料のことです。

保有額×信託報酬率=年間コスト

(例)信託報酬率0.2%の商品を100万円分運用した場合

100万円×0.2%=2,000円/年間コスト となります。

ダンボくん
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この年間コストを日割りで商品から自動で徴収されます。

上記で紹介した商品はいずれもインデックスファンドであり信託報酬率が0.1%前後と業界でもトップクラスに安い商品のため、利益が出ればしっかり手残りが確保できます。

何故インデックスファンドが低コストなのか?

インデックスファンドとは特定の指数に連動するように機械的に色々な株式を購入し、運用会社の手間がかからないため低コストになります。

アクティブファンドだと専門家が銘柄選びに時間と労力を費やすため、どうしても高コストになります。

ダンボくん
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アクティブファンドの信託報酬相場は1%~2%とインデックスファンドの10倍以上のコストがかかります。

投資で得られるリターンはもちろん商品選びによるところが大きいですが、投資する金額や期間、コストなどは自分でコントロールできるポイントです。コントロールできる部分をしっかり抑えておくのが投資の鉄則です。

ダンボくん
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手数料が安い商品を基準に考えておくと無駄なコストが発生しない分、利益が出る確率が高まります。

(理由2)成長国である米国全体に容易に投資できる

いずれも成長国であるアメリカ全体に投資している

いずれも、世界のリーダー的存在である米国の株式に幅広く分散投資できる商品です。1本持っておくだけで数百~数千銘柄へ投資できます。

米国の株式市場はご覧の通り、長期でみれば右肩上がりです。

S&P500インデックス

実は全世界株式インデックスも6割は米国株

あれ?でも「eMAXIS Slim 全世界株式」や「SBI・V 全世界株式インデックス」は世界中に分散投資する商品じゃないの?

ダンボくん
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それらの商品も約6割が米国株で占めます。それだけ米国株の企業価値が高いということです。

出典:三菱UFJ eMAXIS交付目論見書

全世界株式インデックスは「時価総額加重平均」という時価総額の高い企業の割合が多くなるよう運用されています。

時価総額とは?

株価×発行株数で算出されます。

ダンボくん
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時価総額が高い企業ほど投資家から企業価値が高いと判断されていることになります。

Apple、Google、Microsoft、Amazon、teslaなどは時価総額が高いため多く組み入れられています。

上位10社の中では台湾セミコンダクター以外はいずれも米国企業です。

出典:Yahoo!ファイナンス

何故米国株が成長を続けるのか

米国株が成長を続ける理由
  1. 米国自体人口成長が見込める
  2. 移民を受け入れる文化
  3. 株主重視の企業姿勢

まず1つめに挙げられる理由は人口成長が見込める点です。

人口が増えると以下のようなサイクルになります。

  1. 消費が増える
  2. 企業が潤う
  3. 企業価値が上がる
  4. 結果、株価も上がる

下記の表は米国と日本の人口推移を表しています。

出典:世界経済のネタ帳

2021年で米国の総人口は約3億3,000万人。

2050年には約3億8,000万人になることが予想されるため、今後も成長を続けていくと予想されています。

さらに移民を受け入れる文化のため、新たな発想が生まれイノベーション(技術革命)が起こりやすいのもアメリカが成長を続ける理由になります。特に知能に優れるユダヤ人がアメリカに集まりやすく、彼らがアメリカの成長に大きく貢献してきました。

米国で活躍するユダヤ人一例
  1. 相対性理論 アルベルト・アインシュタイン
  2. Facebookの創業者 マーク・エリオット・ザッカーバーグ
  3. Google創業者 ラリー・ペイジ
  4. 映画監督 スティーヴン・スピルバーグ
ダンボくん
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知能に優れるユダヤ人の象徴と呼ばれる方がアメリカで活躍しています。

またアメリカ企業は株主を何よりも大切にします。

基本的に得た利益は内部留保(貯金)することなく、

  • 株主に配当として還元したり
  • 自社株買いして株価を上げたり
  • 設備や人件費などに自己投資して企業価値を高めたり

するなど基本的に出資してくれた人へ利益を提供できるようにする考えが根強くあります。

ダンボくん
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つまり、企業自体に成長が見込めて株主が潤う環境が整っているということです。

15年以上米国株に投資すれば負けない

次の表は米国株式インデックスに投資した場合のリスクのブレ幅です。

出典:ウォール街のランダムウォーカー
ダンボくん
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ご覧のとおり過去の歴史上、アメリカの株式インデックスファンドで15年以上運用すれば最低の年に投資を始めたとしても年間平均リターンは4.2%確保できます。

書籍ウォール街のランダムウォーカーでは上記のようなエビデンスをベースに個人投資家はどのような投資戦略を立てるべきかを解説してくれています↓↓

年間平均リターン(年利)4.2%というと、自身の資産が

  • 15年後に 85.4%増
  • 20年後であれば127.7%増
  • 25年後であれば179.7%増

となる水準です。

ダンボくん
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仮に1,000万円を初期に投資し15年運用したら1,854万円になります。

つみたての場合「年金終価係数」を用いて算出できます。シミュレーションはこちら

もちろんこれは過去のデータであって未来を保障するものではありません。しかし長期で見れば米国株インデックスが優良であることは間違いないと思います。

まとめ 判断に迷うなら全世界株式1本でOK

つみたてNISAで買うべき投資信託
楽天証券、マネックス証券
  • eMAXIS Slim 全世界株式
  • eMAXIS Slim 先進国株式
  • eMAXIS Slim 米国株式S&P500
SBI証券で買うべき投資信託
  • SBI・V 全世界株式インデックス
  • SBI・V 全米株式インデックス
  • SBI・V S&P500インデックス

いずれもこれまで世界を引っ張ってきた米国企業に多く投資するファンドで、運用コストも業界最低水準のため、資産運用のコア(中心)にすべき商品と言えます。

ただ、S&P500や全米株式などは「アメリカ以外は成長を阻害する」という判断を下していることになるので、そういった判断ができない方であれば全世界株式インデックスファンドを選択すれば良いと思います。

ダンボくん
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過去の歴史上アメリカが優位であった事実と未来は別物です。全世界であればアメリカを超える経済国が現れたとしても取りこぼしがなくなります。

これからつみたてNISAで投資を始める方であれば上記で紹介した「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」がおすすめです。

いずれも投資信託のクレカ積立が毎月5万円分まで可能なためポイントも手に入り、商品自体も業界最低水準のものを多く取り揃えています。

口座開設自体は無料で行えますので、全て開設しておくことをおすすめしますが投資信託を購入する観点から言えば現在投資信託業界でも最低水準の低コスト商品(SBI・Vシリーズ)を扱うSBI証券がおすすめです。

\コストに拘った優良証券・現在キャンペーンも実施中

SBI証券 口座開設(無料)

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また少し投資について勉強したいと思う方であれば下記の書籍がおすすめです↓↓

お金のことを何も知らなかった著者「大橋弘祐さん」が経済評論家の「山崎元さんはじめ」に資産運用の相談をした内容が描かれています。

投資とは何なのか?どう始めればいいのか?こんな疑問を持つ方に向けた内容となっており、対話形式の書籍のため本嫌いの方でも読み易い書籍となっています。

完全元本保障の国債から株式投資や投資信託について解説されており、これから投資をはじめようと思っている方にピッタリの一冊です。

ダンボくん
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投資を始める際の「重要ポイント」や「基礎知識」が、初心者にもわかるように専門用語が少なくまとめられています。

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