ティッカー | ファンド名 | 改定前 | 改定後 |
---|---|---|---|
VT | Vanguard Total World Stock ETF | 0.08% | 0.07% |
VWO | Vanguard FTSE Emerging Markets ETF | 0.10% | 0.08% |
VXUS | Vanguard Total International Stock ETF | 0.08% | 0.07% |
VEU | Vanguard FTSE All-World ex-US ETF | 0.08% | 0.07% |
VSS | Vanguard FTSE All-World ex-US Small-Cap ETF | 0.11% | 0.07% |
BNDX | Vanguard Total International Bond ETF | 0.08% | 0.07% |
表は右にスライドできます↑↑
米国ETFについては下記の記事をご参照ください↓↓
注目は全世界株式「VT」の経費率0.07%
正式名 | Vanguard Total World Stock ETF |
運用会社 | バンガード |
設定日 | 2008/06/26 |
ベンチマーク | FTSE Global All Cap Index |
運用総額 | 約2兆8,000億円 |
経費率 | 0.08%⇒0.07% |
分配月 | 3.6.9.12月(年4回) |
直近年間配当 | 1.955$(2021年) |
直近5年 トータルリターン | 10.69% |
「VT」とは全世界の株式8,000銘柄以上に分散投資できる全世界株式インデックスファンドです。
要約すると全世界の企業に投資できて、儲かってる企業の比率を高くしてくれる優秀な商品ということです。
運用総額(このファンドへ集まっている資金)も2兆8,000億円と文句なしの人気ファンドです。
元々の経費率0.08%も十分低水準ですが、今回0.07%と更に低コスト化しました。バンガード社の企業努力には頭が下がります。
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SBI証券 口座開設(無料)楽天証券マネックス証券新興国ETF「VWO」も経費率0.08%と低コスト化
正式名 | Vanguard FTSE Emerging Markets ETF |
運用会社 | バンガード |
設定日 | 2005/03/10 |
ベンチマーク | FTSE Emerging Markets Index |
運用総額 | 約8兆8,000億円 |
経費率 | 0.10%⇒0.08% |
分配月 | 3.6.9.12月(年4回) |
直近年間配当 | 1.2994$(2021年) |
直近5年 トータルリターン | 6.07% |
「VWO」はブラジル、ロシア、インド、台湾、中国、南アフリカなど、新興国の中・大型株を保有する新興国インデックスファンドです。
こちらも時価総額加重平均で定期的に構成比率を見直してくれます。
中国は世界2位の経済大国で、インド、南アフリカなどは人口増加が見込まれる成長国です。
こういった新興国にマルっと投資したい方に最適なファンドです。
こちらも手数料相場の高い新興国が投資対象の割に経費率は0.1%と低コストでしたが更に格安の0.08%となります。
「VXUS」「VEU」「VSS」は米国を除く全世界株式ファンド
「VXUS」「VEU」「VSS」は米国以外の全世界株式に投資するファンドです。
既に米国株をたくさん持っていて、他の国に投資して米国への投資比率を落としたい時に使えます。
かゆいところに手が届くファンドです。
また、あまり該当される方は居ないかもしれませんが「米国がそもそも必要ない」と思っておられる方にも有効なファンドになります。
こちらも全て経費率は0.07%となり、今回バンガード社は「VT」を含めた人気の全世界株式ファンド4つの経費率を0.07%にしたということになります。
「BNDX」は米国比率少の全世界債券ファンド
正式名 | Vanguard Total International Bond ETF |
運用会社 | バンガード |
設定日 | 2013/06/04 |
ベンチマーク | Bloomberg Global Aggregate ex-USD Float Adjusted RIC Capped Index |
運用総額 | 約5兆4,000億円 |
経費率 | 0.08%⇒0.07% |
分配月 | 毎月 |
直近年間分配 | 2.0642$ (2021年3月~2022年2月) |
直近5年 トータルリターン | 2.71% |
「BNDX」は全世界の優良債券に投資するファンドです。
ほとんどが投資適格とされるBBB以上の国債や社債で構成されています。
「BND」という米国債券に投資するファンドがありますが、「BNDX」と組み合わせることで世界の債券市場に幅広く分散投資が可能になります。
構成国は以下の通り
「BNDX」もまたもともと低コストで運用可能でしたが、経費率0.07%と更に低コストになりました。
今後の展望
今回コストを下げた「VT」をマザーファンドとする「楽天・全世界株式インデックスファンド」や「SBI.V全世界株式インデックスファンド」や「VWO」をマザーファンドとする「楽天・新興国株式インデックスファンド」などの投資信託も後を追って信託報酬の引き下げが予想されます。(※過去にも連動して引き下げた実績があります)
バンガード社は定期的にコストの見直しを行ってくれる為、資金の集まるファンドは今後も更なる低コスト化が期待できます。
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