インデックスファンドをドルコスト平均法で積み立てる3つのメリット

ドルコスト平均法について解説投資手法
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この記事は、長期投資をする上で購入方法を「最初に一括で購入」するか「機会を複数回に分けて購入」するかを検討されている方に向けて書いています。

投資するファンドは決まっているが、どういった買い方をするか悩む方は多くおられます。

もちろん底値の時に一括投資で大量に購入し、運用できれば利益の最大化ができます。しかし、いつが底値なのかは誰にもわからない為そんな方法は不可能です。

ではどうすればいいのか?

一案として「ドルコスト平均法」で積立投資をすることが挙げられます。

ドルコスト平均法とは定期的に定額で積み立てる手法のことです。

底値で購入できる投資を100点とすると、決して100点を取れる手法ではありませんが、70点くらい取れればいいと思う方であればこの方法は最適解となります。

是非最後まで御覧いただきこの有効な投資方法を理解してください。

この記事でわかること
  • ドルコスト平均法の概要
  • ドルコスト平均法のメリット
  • ドルコスト平均法の有効商品

ドルコスト平均法とは定期定額積立手法のこと

ドルコスト平均法とは定期定額積立投資のこと

ドルコスト平均法は「毎週」「毎月」など定期的に「一定額」を積立する投資手法のことです。

資金の少ない方でも気軽に投資を始められる手法の為、人気のある手法です。

ドルコスト平均法のメリット

ドルコスト平均法のメリット
  • 高値掴みを避けられる
  • 購入口数を調整できる
  • 感情に流されずに済む

高値掴みを避けられる

投資機会の分散をしている為、高値圏で一括購入してしまうよりリスクが軽減できます。

例としてBOX相場での投資について解説します。BOX相場とは、以下のような価格が一定の範囲内でのみ動く相場のことを指します。

BOX相場の図解

このような相場では一括投資で高値掴みしてしまえば利益を出すことが難しくなります。

しかし、ドルコスト平均法を使えば利益を出せる可能性が増加します。

何故なら下図のように相場が沈んでいる時にも買える為です。

ドルコストはBOX相場でも効果を発揮
ダンボくん
ダンボくん

高値で掴んでしまうと、その後は長期に渡り含み損を抱えながらの生活になります。

ドルコスト平均法はそんなリスクを軽減してくれる手法です。

購入口数を調整できる

定期的に積み立てるということは、当然高値圏でも一定額は投資することになります。

しかし一定額での投資の為

  • 高値の時は購入数を少なく
  • 安値の時はたくさん購入

といった形が取れる為、高値で大量に購入してしまうリスクが軽減されます。逆に安値の時は多く仕込むことができます。

こういった「買い過ぎ」「買わな過ぎ」といったことが起こらないのがメリットです。

また後述しますが、投資信託であれば100円単位での購入が可能な為、細かく購入口数が調整できます。

感情に流されずに済む

私自身も経験がありますが、相場が下がっている時期というのは「もう少し待てばまだ下がるのではないか?」とスケベ心が出てしまいます。しかし、相場など誰にも読めない為、待ち続けてスルスルッと価格が上昇して買い時を失うこともあります。逆に、以前に比べて値段が高い為買い渋りをすると、それもまたそのままどんどん上昇していった場合、買い時を失うことになります。

定期定額つみたてをしていればこういった感情に流されずに淡々と買い増しできる為、安定的な投資が可能になります。

ダンボくん
ダンボくん

長期投資が前提なら多少の価格変動は気にせず投資を続けることが重要です。

ドルコスト平均法ならこういった感情とは無縁の為、気持ちの面でも非常に楽になります。

※ただし、安値圏での大量購入や高値圏での購入見送りなどは出来ない為「60~70点取れれば良い」といった投資手法になります。

ドルコスト平均法が有効な商品

ドルコスト平均法に適したファンド

ドルコスト平均法が有効になる商品は以下の条件を満たしている商品です。

  • できれば投資信託
  • 右肩上がりが予想できる商品

できれば投資信託

上述した通り投資信託は100円から購入でき、取引口数も細かく分けられている為、小回りが効きます。

株式やETFなどは1株(口)あたり3,000円や1万円するものが多くあります。例えば月1万円ずつ投資したい方にとって3,000円のものを購入する場合は3口購入でき、余りが1,000円発生します。

  • 1万円-3,000円×3口=1,000円

つまり実際投資できているのは9,000円ということになります。

しかし、投資信託は1万口あたりの値段が表示されており、1万円~2万円のものが多くあります。1万口あたりの基準価格が1万円のものであれば1口あたりに直すと1円です。1万円投資したいのであれば余りなくキッチリ使い切りやすいということです。

例えば私のおすすめするファンドの1つとして挙げている「楽天全世界株式インデックスファンド」なら2022年3月現在で基準価格は15,000円程度です。

1万円分購入した場合は6,666口購入することができ、余りは1円とほぼありません。

投資信託のメリット
ダンボくん
ダンボくん

投資信託の定額積立は余りがなく投資効率が良い投資手法と言えます。

右肩上がりが予想できる商品

右肩上がりの相場

当然ドルコスト平均法でも最終的に値が上がっていなければ利益は出しづらい為、右肩上がりが見込める商品に投資する必要があります。

右肩上がりが見込める商品ってどんなの?

ダンボくん
ダンボくん

結論から言うと以下の3つが挙げられます。

右肩上がりが見込める商品

これらは全て長期に渡り成長を続けてきたアメリカ企業に多く投資するファンドの為、将来像の描きやすいファンドです。今後も人口増加が見込めて、投資環境が整ている為今後も成長が予想されています。

まとめとおすすめ証券口座

以上のことからこのような方にドルコスト平均法はオススメです。

ドルコスト平均法はこんな人にオススメ
  • 高値掴みリスクを抑えたい
  • 60~70点が取れれば良い
  • 投資に時間をかけたくない
  • 投資信託を購入予定

投資の世界に答えはありません。それは相場は誰にも読めない為でもあります。

しかし、過去の実績や現状を把握するなどして突き詰めていけば70点を80点にすることは可能かもしれません。

良くも悪くもドルコスト平均法は誰にでもできる投資手法です。「投資に時間をかけたくない方」であればドルコスト平均法は有効な手段になるでしょう。

積立投資の優位性についてはこちらの書籍を参考にしてください↓↓

積み立て投資には「つみたてNISA」や「iDeCo」といった「利益が非課税になる口座」がある為、これらから優先的に使っていきましょう。

「非課税口座」については下記の記事を参考にしてください↓↓

ドルコスト平均法と相性のよい投資信託を販売していて手数料も安いオススメの証券口座は以下の3つです↓↓

SBI証券 口座開設(無料)

「SBI証券」は「投信の種類の豊富さ」や「クレカ決済積立」「単元未満株買付手数料全額キャッシュバック」などメリット多数。独自のサービスとしては「米国ETFの定期買付サービス」や連携銀行口座の「住信SBIネット銀行」活用で為替手数料が25銭/1ドル→2銭/1ドルにできるなどコストを意識した小回りの効く証券口座です。

楽天証券

「楽天証券」は「クレカ決済積立」や「楽天ポイント投資」も可能。 国内外株式の取り扱い商品の豊富さも売りの1つで、楽天銀行口座と連携することで「ポイント倍率UP」や「楽天銀行での普通預金金利UP」など他のサービスとも連携しており総合力の高い証券口座です。

マネックス証券

「マネックス証券」は国内単元未満株の買付手数料や米国株買付時の為替手数料無料(※定期的に見直しされます)や、独自の銘柄検索ツールの「10年スクリーニング」を擁するなどコスト面と機能性のバランス抜群の証券口座です。2022年2月25日より「投信クレカ決済積立」が可能となりました。業界最大の1.1%ポイント還元される為かなりお得です。

まだ投資を始めるか検討中であったとしても口座自体は無料で開設できる為、今のうちに開設しておきましょう。

投資は開始時期が早ければ早いほど有利です。それは積立においても余裕のある運用ができ、期間も分散できる為、総合的にリスクを減らせるからです。

この記事がみなさんの資産形成の役に立ってくれれば嬉しい限りです。

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